特別 ボストン市庁舎

本作品について

一般当日料金:2,800円

前売り/シニア・学生当日:2,500円

市役所割:2,200円

※劇場窓口にて「職員証」または職員証に準ずるものを窓口でご提示ください。

障がい者当日:2,000円

※その他割引・サービスデーは適用外となります。

※こちらの作品は途中10分程度の休憩を取らせていただきます。

上映スケジュール

上映期間:2022/01/02(日)〜2022/01/14(金)

本作品の上映は終了しました。

料金

特別

予告編

解説

アカデミー名誉賞に輝く巨匠フレデリック・ワイズマンの「集大成」

『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』で知られるドキュメンタリー界の“生ける伝説”フレデリック・ワイズマンが選んだ新作の舞台は、ワイズマン生誕の地でもあるマサチューセッツ州のボストン市庁舎。カメラは飄々と市庁舎の中へ入り込み、市役所の人々とともに街のあちこちへ動き出す。そこに映し出されるのは、警察、消防、保健衛生、高齢者支援、出生、結婚、死亡記録など、数百種類ものサービスを提供する市役所の仕事の舞台裏。ワイズマンが軽やかに切り取るこれらの諸問題は、長年にわたり彼が多くの作品で取り上げてきた様々なテーマに通じ、まさにワイズマンの「集大成」ともいえる仕上がりだ。2020年「カイエ・デュ・シネマ」誌ベスト1に選出。

今コロナ禍で問われる
「市民のための市役所」とは?

多様な人種・文化が共存する大都市ボストンを率いるのは、アイルランド移民のルーツを持つ労働者階級出身のマーティン・ウォルシュ市長(2021年3月23日よりアメリカ合衆国労働長官に就任)。2018~19年当時のアメリカを覆う分断化の中、「ここではアメリカ合衆国の問題を解決できません。しかし、一つの都市が変われば、その衝撃が国を変えてゆくのです。」と語る市長と市職員たちの挑戦を通して「市民のための市役所」の可能性が見えてくる。それはコロナ禍で激変する日本社会に暮らす私たちにもますます切実な問題だ。私たちが知る<お役所仕事>という言葉からは想像もできない、一つ一つが驚きとユーモアと問題提起に満ちた場面の数々。ボストン市庁舎を通して「人々がともに幸せに暮らしていくために、なぜ行政が必要なのか」を紐解きながら、いつの間にかアメリカ民主主義の根幹が見えてくるドキュメンタリーが誕生した。

スタッフ

監督、編集:フレデリック・ワイズマン 製作:フレデリック・ワイズマン/カレン・コニーチェク

製作総指揮:サリー・ジョー・ファイファー 撮影:ジョン・デイビー

作品データ

原題 City Hall
制作年 2020年
制作国 アメリカ
配給 ミモザフィルムズ、ムヴィオラ
上映時間 274分
映倫区分 G
公式サイト https://cityhall-movie.com/index.html