東京クルド

上映スケジュール

上映期間:2021/10/02(土)〜2021/10/15(金)

料金

予告編

解説

18 歳のオザンと 19 歳のラマザン
差別的な入管法、1%に満たない難民認定率
それでも青春を生きる二人の物語

2021 年 5 月、入管の収容者に対する非人道的な行為や環境を問題視する世論の高まりを背景に、入
管法改正案は事実上、廃案となった。しかし「難民条約」を批准しながら難民認定率が1%にも満た
ないという日本の現状に変わりはない。
故郷での迫害を逃れ、小学生のころに日本へやってきたオザン(18 歳)とラマザン(19 歳)は、難
民申請を続けるトルコ国籍のクルド人。入管の収容を一旦解除される「仮放免許可書」を持つもの
の、立場は“非正規滞在者”だ。いつ収容されるか分からない不安を常に感じながら夢を抱き、将来を
思い描く。しかし、住民票もなく、自由に移動することも、働くこともできない。また社会の無理解
によって教育の機会からも遠ざけられている。東京入管で事件が起きた。長期収容されていたラマ
ザンの叔父メメット(38 歳)が極度の体調不良を訴えたが、入管は家族らが呼んだ救急車を2度に
わたり拒否。彼が病院に搬送されたのは 30 時間後のことだった。在留資格を求める声に、ある入管
職員が嘲笑混じりに吐き捨てた。“帰ればいいんだよ。他の国行ってよ”
5 年以上の取材を経て描かれる二人の若者の青春と「日常」。そこから浮かび上がるのは、救いを
求め懸命に生きようとする人びとに対するこの国の差別的な仕打ちだ。かれらの希望を奪っている
のは誰か? 救えるのは誰か? 問われているのは、スクリーンを見つめる私たちだ。

(C)2021 DOCUMENTARY JAPAN INC.

スタッフ

監督:日向史有

撮影:松村敏行 金沢裕司 鈴木克彦

編集:秦岳志

作品データ

制作年 2021年
制作国 日本
配給 東風
上映時間 103分
映倫区分 G
公式サイト https://tokyokurds.jp/