上映スケジュール
上映期間:2022/01/15(土)〜2022/01/28(金)
本作品の上映は終了しました。料金
予告編
解説
INTRODUCTION
旧ソ連出身フランス在住の監督が映し出した、国後島の《真実》とは第二次世界大戦から76年、北海道からわずか16キロの近くて遠い島
北海道からわずか16キロに位置し、かつては四島全体で約17,000人の日本人が生活していたという北方領土。しかし、戦後の1947年から48年にかけて引揚が行われ、今日本人は一人もおらず、日本政府は問題が解決するまで、日本国民に入域を行わないよう要請している。
(C) Les Films du Temps Scelle – Les Docs du Nord 2019
戦後76年を経て、現在の国後島の様子をありのままに映し出した本作から見えてきたのは、ロシア人島民の厳しい暮らしぶりや日本に対する本音。幼少期に引揚の様子を目の当たりにした島民の当時を振り返る貴重な証言や、日本・ロシア間の平和条約締結への願い、生活苦を訴える切実な声などを、どちらにも 偏ることなく客観的かつ淡々と捉えている。両国の主張が膠着状態のまま政治に翻弄されてきた当事者たちの複雑な心境や実際の生活など、これまで我々が知らされることのなかった国後島の<真実>が明らかとなっている。
旧ソ連(現ベラルーシ)出身で現在はフランスを拠点とするウラジミール・コズロフ監督が、ロシア連邦保安庁の特別許可と国境警察の通行許可を得て撮影にこぎつけた国後島の現在とは。
スタッフ
監督:ウラジーミル・コズロフ
作品データ
原題 | Kounachir |
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制作年 | 2019年 |
制作国 | フランス |
配給 | アンプラグド |
上映時間 | 74分 |
映倫区分 | G |
公式サイト | https://kounachir-movie.com/ |