上映スケジュール
上映期間:2022/07/16(土)〜2022/07/29(金)
本作品の上映は終了しました。料金
予告編
解説
愛しいキタキツネを、父母の国へ送る
アイヌ民族の知られざる祭祀
1986年カメラはすべてを撮っていた
アイヌの幻の祭り
1986年、北海道屈斜路湖を臨む美幌峠で、大正時代から75年ぶりに「キタキツネのイオマンテ(霊送り)」が行われた。わが子と同じように育てたキタキツネを、神の国へ送り返す。
ウポポ(歌)とリㇺセ(踊り)の原点
霊魂を神の国へ導く時がくる。イオマンテでは、一言一句に魂を込めカムイノミ(神への祈り)を唱え、ウポポとリㇺセが捧げられる。アイヌの歌と踊りの原点がここにある。
不世出の伝承者・日川エカシ
祭祀を司るのは、明治44生まれの日川善次郎エカシ(当時75歳)。祈りの言葉を間違えれば神の怒りをかうという大役である。神の国へ戻ったチロンヌプカムイは、人間の国で歓待されたようすをみんなに聞かせ、うらやましがられる。仲間たちは、肉と毛皮をみやげにして、人間の国を訪ねたいと願うのだ。
人気漫画『ゴールデンカムイ』の監修者・中川裕が全訳、監修
日川エカシの祈りのすべてをアイヌ語に書き起こし、現代日本語訳で甦らせた。映画は、1986年に撮影したものをレストア(補修)し、35年ぶりに作品に仕上げた。北村皆雄監督は「民俗の記録は古いほど原型が残っている。時間の奥に眠っていたアイヌの世界観を現在に引き出した」と語る。
(C)VisualFolklore
スタッフ
監督:北村 皆雄
語り:豊川 容子
作品データ
制作年 | 2021年 |
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制作国 | 日本 |
配給 | ヴィジュアルフォークロア |
上映時間 | 105分 |
映倫区分 | G |
公式サイト | https://www.iomantefilm.com/ |