ボレロ 永遠の旋律

上映スケジュール

上映期間:2024/09/20(金)〜終了日未定

料金

予告編

解説

1928年<狂乱の時代>のパリ。深刻なスランプに苦しむモーリス・ラヴェルは、ダンサーのイダ・ルビンシュタインからバレエの音楽を依頼されるが、一音も書けずにいた。失った閃きを追い求めるかのように、過ぎ去った人生のページをめくる。戦争の痛み、叶わない美しい愛、最愛の母との別れ。引き裂かれた魂に深く潜り、すべてを注ぎ込んで傑作「ボレロ」を作り上げるが──。
監督は『ドライ・クリーニング』でヴェネチア国際映画祭の金オゼッラ賞に輝き、『ココ・アヴァン・シャネル』や『夜明けの祈り』でセザール賞にノミネートされたヒューマン・ドラマの名手アンヌ・フォンテーヌ。監督の熱意で、モンフォール・ラモーリーにあるラヴェルの実家、ル・ベルヴェデールでの撮影が許可された。
ラヴェルを演じるのは、『彼は秘密の女ともだち』のラファエル・ペルソナ。繊細なラヴェルが、唯一無二の才能を振り絞って音楽を生み出す姿を、青い炎のごとく表現した。ラヴェルのミューズであるミシアには、『ベル・エポックでもう一度』でセザール賞主演女優賞にノミネートされたドリヤ・ティリエ。イダには『バルバラ~セーヌの黒いバラ~』でセザール賞主演女優賞を受賞したジャンヌ・バリバール。また、ラヴェルを温かく支え続けるシパに、『ダリダ~あまい囁き~』のヴァンサン・ペレーズが扮している。
ブリュッセル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏による「ボレロ」に加え、「亡き王女のためのパヴァーヌ」「道化師の朝の歌」などの名曲をアレクサンドル・タローが披露、ラヴェルの今なお輝く多彩な音楽が観る者を魅了する。さらに、元パリ・オペラ座のエトワール、フランソワ・アリュが、生命力が爆発するような跳躍で踊るエンディングの「ボレロ」も見逃せない。

(C) 2023 CINE-@ – CINEFRANCE STUDIOS – F COMME FILM – SND – FRANCE 2 CINEMA – ARTEMIS PRODUCTIONS

スタッフ

監督:アンヌ・フォンテーヌ

キャスト

ラファエル・ペルソナ

作品データ

原題 BPLERO
制作年 2024年
制作国 フランス
配給 ギャガ
上映時間 121分
公式サイト https://gaga.ne.jp/bolero/